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Channel: ブログ – NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)
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つぼみプロジェクトから新入生へ!

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ROJE学生ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

復興支援事業「つぼみプロジェクト」のリーダーを務めています、早稲田大学3年の中村優希です。

今回はつぼみプロジェクトってどんなプロジェクトなのか?ということをお話しさせていただきます。

 

まず、わたしたちつぼみプロジェクトでは

「福島県飯舘村の子どもたちを飯舘村、ひいては日本の未来を担う人材に育成する」

ことを目指して活動しています。

この文章だけ見ると、疑問がたくさん湧いてくるのではないでしょうか?

 

そんな疑問を解消するために、ここからはQ&A形式でつぼみプロジェクトの紹介をしていきます!

 

Q.どうして飯舘村の子どもたちなの?

福島県飯舘村は東日本大震災後に、原発事故の影響で全村避難が強いられました。

また、就業率が低下し、お子さまをもつ多くの保護者の方々が働きたくても働けない状態にあります。

子どもたちにとって一番身近な大人である両親の「働く」姿が見られないことは、どのような意味を持つでしょうか。

私たちは、子どもたちが将来に対してのイメージを持ちづらくなってしまうのではないか、という問題意識を抱きました。

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(飯舘村の小学生は今も尚、仮設の小学校に通っています)

 

Q.つぼみプロジェクトは何をしてるの?

福島県飯舘村の小中学生を対象に、「はたらくこと」に憧れを抱き、将来の夢を見つける、そして叶えるためのサポートを継続的に行っています。

<具体的な活動>

①2泊3日のスタディツアー(年1回)

夏休みを利用して飯舘村の子どもたちを東京に招待し、東京大学の見学や社会科見学(昨年はGoogleやJAL、東京メトロなど)を行います。

②ワークショップ(年2回ほど)

大学生が福島県を訪れて、子どもたちと一緒に楽しみながら「働くこと」や「職業」について考えます。

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(こちらはスタディツアーやワークショップの様子です)

 

Q.つぼみプロジェクトの運営メンバーは何をしてるの?

現在、10名程度(男女比1:1)で活動しています。

毎週日曜日10時~12時に定期ミーティングをしています。

このミーティングで、

・次のイベントの企画をどのようなものにするか?

・活動資金をどのように調達していくか?

・交通は?物品は?人員配置は?…

など、毎回メンバー皆で頭を悩ませながら話し合いをしています。

ミーティングの後にはご飯に行ったり、まったり飲み会をすることも!

名称未設定

 

 

Q.メンバーの声を聞かせてください!

つぼみプロジェクトは、子どもたちに会う機会が数ヶ月に一回しかありません。

でも数ヶ月ぶりに会った子どもたちは、以前よりワークシートに取り組む集中力が上がっていたり、身体が大きくなっていたり…。距離が遠くてなかなか会えないからこそ、感じる成長がたくさんあります。

そんな子どもたちから「また来てね」という言葉をもらうと、「絶対にまた企画しよう」と自然と思えます。

 

どうしたら子どもたちが楽しんでくれるかな?

どうしたら子どもたちが飽きずに取り組めるかな?

 

そんなことを考えながら企画をつくるとき、とてもわくわくします。

 

また、活動資金や様々な資料などに取り組んでいるときには、自分やメンバーの成長を感じます。

こんなにもやりがいのあるものって他にはなかなかないなと思っています。

 

 

「復興支援に興味がある!」

「キャリア教育に興味がある!」

「社会人と関わりたい!」

「活動資金の調達に興味がある!」

 

 

少しでも当てはまった方は、まずはつぼみプロジェクトのミーティングにお越し下さい。

きっと、かけがえのない大学生活を手に入れることができますよ。

私たちと一緒に活動してくれる方を、メンバー一同楽しみにお待ちしています!!


EDUPEDIAから新入生へ!

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みなさんこんにちは!

先生のための教育事典EDUPEDIA(https://edupedia.jp/)の学生リーダーの宇野元気です。

今回は、EDUPEDIAとは、どのようなプロジェクトなのかお話ししていきたいと思います。

 

日本全国の教育現場には、素晴らしい教育実践が点在しています。
しかし、そういった教育実践は一元的には管理されておらず、必要な人が必要な時に知ることが出来ないのが現状です。

そんな状況に困っている先生の力になりたい。
そのような思いで集まったボランティアで運営されているのがEDUPEDIA です。

 

そんなEDUPEDIAの魅力は3つあります。

 

1つ目はサービスとしての魅力です。

サイトには、全国の先生方の授業での工夫やコツ、学級崩壊やいじめへの対処法など、ベテラン先生のノウハウがたくさん載っています。

そして、毎月10万人の先生に使っていただいているWEBサービスです!

そして、今年の1月には朝日みらい教育賞デジタル賞に、なんと300件の応募の中から選ばれました!

EDUPEDIAのメンバーは確かなやりがいを持って、活動しています!
2つ目は活動の魅力です。

 

EDUPEDIAでは、先生方の授業の取材や各方面への広報、EDUPEDIAを支える渉外など、多様な活動があります。

WEBデザインやシステム面で関わっているメンバーもいますし、自分の得意分野や興味にあわせて様々な関わり方ができるのがEDUPEDIAの魅力です。

取材での先生達との出会いや、他団体との連携プロジェクトでの出会いを通して、たくさんのことを学び、自分の成長を実感できるはずです!

 

3つ目はメンバーの魅力です。

関西・関東あわせて50人のメンバーがいます!

その中には、学生だけでなく、教員・出版社・広告代理店・文部科学省・ITベンチャーなどの多くの幅広い社会人の方がいます。

EDUPEDIAは社会人と学生との垣根も低いので、学生団体では得られない経験ができるはずです!

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「教育に興味がある!」、「人の役に立ちたい!」、そんな新入生を募集します!

新入生だけでなく、2年生以上の大学生、先生、社会人の方で協力してくれる方も大歓迎です!

 

 

一緒に日本の教育をWEBから変えていきましょう!

実際の活動を通して、EDUPEDIAの魅力を実感してください!

新歓合宿のご報告

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ROJE学生事務局ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

新歓合宿スタッフの今村 彩乃です。

 

本日は5/3〜5/4に開催された「ROJE新歓合宿」について、みなさんにお伝えしたいと思います!

 

この合宿ではたくさんの新入生と現役生が参加し、新潟県越後湯沢で、時に楽しく、時に真面目に、ぎゅぎゅっと詰まった2日間を過ごしました!

 

合宿の中では、こんなことをしました!

⑴バスレク

自己紹介レクから始まり、何種類かのレクをしました!

さまざまな大学・学部から集まったROJEの新入生同士は、「初めまして!」な場合がほとんどですが、ここで一気に打ち解けました^^

 

⑵体育館レク

S_A402A12F425822D8C5A42713BDBF1BAF.15050514班対抗戦のレクで、思いっきり汗を流しました!

なかでも、フリスビーを使ったドッチボールである「どっちびー」は大いに盛り上がり、決勝戦は誰もが手に汗握る白熱した戦いが繰り広げられました!

 

 

 

 

⑶かたろーじぇ

夜のレクリエーションではちょっと真面目に、教育のことや自分自身のことについて話しました。

新入生、現役生が「どうして自分はROJEに来たのか」「教育のどんな部分に興味があるか」などを話し合い、お互いのことを深く知ることができました。

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⑷駅前観光

体育館レクの班で駅前を観光しました。

もちろん(笑)、ただ観光をするだけでなく、各班には「青春の1ページ」をテーマにした集合写真を撮ってくる!というミッションが与えられ、工夫を凝らした写真が集まり、最後はみんなで写真の鑑賞会を行いました。

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新歓合宿を通じて新入生からは「とても楽しかった!ROJEのことを知れたし、なにより友達がたくさんできました!」「憧れの先輩ができました。これからの自分なりの目標ができました。」などの声が寄せられました。

 

各プロジェクトの活動はもちろんのこと、ROJEこれもROJEの魅力の1つだと思います!

 

いかがでしたでしょうか?

え、参加できなかったことを後悔してるって?

 

そんな新入生もご安心ください!

ROJEではこの後も各プロジェクトの合宿や、夏の東西交流合宿など、多くの合宿イベントが開催されます!今回参加できなかった新入生も、ぜひぜひまた次の機会に参加してくださいね!

たくさんの新入生の参加をお待ちしています!

新しい風がROJEに入ってきました!―総会のご報告そして…―

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皆さん

こんにちは!東京大学3年、運営部の山中です。

学生ブログのご拝読、ありがとうございます!今回は総会のご報告です。

 

5月30日、NPOとしての正式な集会である総会が行なわれました。総会には80名を超える会員が集まりました。しかも、半分近くが新入生!ということで今年の総会はとてもフレッシュな雰囲気で行われました。

 

総会は二部構成でした。第一部では会計報告や新規事業のメンバー募集などの全体共有を行い、第二部ではROJEのOBである古田さんが研修会を行ってくださいました。今回は研修会の様子を少しだけ紹介したいと思います!

 

研修会のテーマは「リフレクティブな教育NPOになるために」。わかりやすく言うと、「内省できる組織になろう」「ROJEのメンバーがROJEの活動を内省しよう」ということをテーマに研修してくださいました。

 

例えば

「A駅の近くの高架下には落書きが多くて汚い。だから、落書きを、学生で清掃する活動をしよう」

と思った人たちがいるとします。これに敢えてツッコミを入れるとしたら、どこでしょうか。

 

このように「批判的なモノの見方」の講義があり、今度は実際に自分たちの活動に対してツッコミを入れてみました。プロジェクトごとに行いましたが、どのプロジェクトも悩みながらも真剣に議論していました。

 

最後にみんなで各グループの意見を共有しました。どの意見もとてもクリティカルで、メンバー、OB、理事含め総会に参加したメンバー全員でROJEの今の問題意識を共有することができました!

 

「あ、ROJE、いいな」と思った方!新歓説明会はすべて終了してしまいましたが、ROJEでは興味のある方に対して個別説明を行っています。「前提を常に省みながら現場に関わり一歩ずつ進んでいく」、そんな組織で一緒に活動してみませんか?

 

以上、総会のご報告と、「まだ間に合いますよ!」というご報告でした!ここまで読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

 

 

関西学生事務局長、就任の挨拶

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ROJEブログをご覧のみなさま
こんにちは!写真1 (1)
同志社大学社会学部2年の愛田祐希です。

 

6月1日より、新しく関西学生事務局長(関西ROJEの学生代表)に就任しましたことをご報告いたします。

 

私はこれまでEDUPEDIAに所属し、関西教育フォーラムに関わってきました。「関西ROJEをよりよくしていきたい」「自分たちの活動を通して社会の役に立ちたい」と想い、事務局長に立候補いたしました。

 

私が所属している関西学生事務局は、4つのプロジェクトから成り立っており、

大学生が中心となって、日々活動に励んでおります。

関西学生事務局の今年の目標は、
「日本の教育の現状と課題に向き合いながら、主体的に社会貢献する」です。

ROJEがNPO法人として社会貢献を行っていると言えるのは、
「各プロジェクトが継続的に活動している」ということだと思っております。
今年は、活発に、継続的に、プロジェクト活動を行いながら、活動の質を向上させていきます。

 

また、「教育」について学び、考え、語り合う機会を通して「つながる」ことを促進していきます。

関西では、毎週土曜日に全体ミーティングを開催しております。
全体ミーティングでは、学生自身が「教育」に関するテーマで勉強会を開催したり、

「教育」や「自分自身」について語り合ったりしてます。また、OBの方、理事の方、ゲストの方に来ていただき勉強会を開催していただいております。

 

全体ミーティングという全体で集まる場を活用し、「教育」について学び、考え、語り合うことを通して、メンバーに「教育」に対して興味や問題意識を持つ、または深めてもらいたいと思っております。また「教育」を通して、メンバー間の「つながり」を強め、新しい「つながり」を作っていきます。

 

関西ROJEをよりよくしていくという想いと、ROJEの活動や人が好きな気持ちを忘れず、これから1年間、最後まで責任を持って事務局長を全ういたします。

 

代表を務める者として未熟な点は多いですが、どうぞこれからもご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

つぼみプロジェクト 春のワークショップ報告

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学生事務局ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

つぼみプロジェクトメンバー、東京大学の江口吉大と申します。

 

今回は、3月7日に福島県福島市で開催しました

「つぼみプロジェクト 春のワークショップ」のご報告をさせていただきます。

 

今回のワークショップは、「楽しみながら自分を知る」ことをコンセプトに、

小学校4年生から6年生9名を対象に行いました。

 

まず、大学生2人に子供2~3人の班に分かれ、自己紹介を班内で行った後、

アイスブレイクとして「ジェスチャーゲーム」を行いました。

 

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みんなでいろいろな職業の人やスポーツなどのジェスチャーを班対抗で行い、勝ったチームはとてもうれしそうでした!

 

次に「すごろくゲーム」を行いました。

「すごろくゲーム」とは、「はまっているものは?」や「将来の夢は?」など

止まったマスの質問に答えながらすごろくを進めていく、というものです。

 

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子供たちは、「今はまっているのはゲーム!」「将来の夢は作家!」など元気に答えていました。

大学生対子供で先にゴールに着いたほうが勝ちとしましたが、私の班では圧倒的な差をつけられて負けてしまいした。

 

最後に子供たちにワークシートを記入してもらいました。

 

すごろくで答えた質問からキーワードを見つけ、そこから自分の頑張りたいことをたくさん考えました。

そして、将来の夢をかなえるために次の学年で頑張りたいこと、また、大人になるまでに頑張りたいことを書いて発表してもらいました。

 

子どもたちは「ゲームを作る人になりたいから美術を頑張る」、「まだ将来は決まっていないからいろんなことを頑張る」

と緊張しながらも自分の頑張りたいことを発表してくれました。

 

図1

 

 

今回は自分を知るということから将来にアプローチしました。

将来を決める際には、自分の過去を振り返り、自分の大切にしている価値観を見つけることが必要だと思います。

将来、今日参加してくれた子どもたちが昔を振り返るとき、このワークショップを思い出して、今日考えてくれたことを活かしてくれれば嬉しいです。

 

次回のつぼみプロジェクトの企画は、2015年8月18日から20日、子供たちを東京に招いて行います。

それに向けて今後もメンバー一同精進してまいりますので、よろしくお願いします。

 

なぜROJEに入ったのか〜関東編

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皆さんこんにちは、NPO法人ROJE・運営部長の藤本です。

ROJEでは、教育に対してさまざまな活動を行っています。

今回はとくに、そのROJE関東学生事務局の「運営」の側面をみなさんにお伝えします。

 

関東ROJEでは現在5つのプロジェクトがあります

・学校ボランティアプロジェクト:小・中学校へのボランティアを派遣

・EDUPEDIA:WEBサイトを使って教育の優良実践を配信

・高校学習支援プロジェクト:高校生にオリジナルの授業の提供

・つぼみプロジェクト:福島県・飯舘村の子どもたちへの教育支援

  • 五月祭教育フォーラム:東京大学文化祭において有識者と学生によるパネルディスカッション

 

多くの”NPO”が社会人を中心に運営され、学生はそのサポート、という形を取っているのに対し、ROJEでは学生が運営にまで深く携わることができるのが特徴です。

 

ちょうど先日、卒業を迎えた大学4年生の先輩方の卒業式がありました。

振り返ってみると、私がROJEに入った理由は、新歓で迎えてくれた先輩方の「背中」にあこがれたからでした。先輩方は100人を超える組織を運営し、ROJEの可能性を拡げ、私たちに引継いでくれました。現在関西も含めると200人を超えるROJEの可能性は、今どんどん広がってきています。

 

例えばEDUPEDIAでは、さる1月に「朝日みらい教育賞」を受賞し、50万円の賞金を獲得しました。これは、朝日新聞による先進的な教育実践を表彰するものです。学生によるEDUPEDIAも開設後8年がたち、毎年脈々と引継がれるプロジェクト運営によって、教育をリードする取り組みとして評価されました。また、つぼみプロジェクトでは昨年8月に、インターネットで資金(支援金)を集めるサービスであるクラウド・ファンディングという取り組みにチャレンジし、30万円の寄付を獲得することが出来ました。

 

このように、社会から評価され始めているROJEに興味がある方、ぜひROJEの全体説明会に足を運んでみてください!ROJEには、教育に対して熱い思いをもち、その実現のために日々教育に向き合う「仲間」がたくさんいます。皆さんのご来場をお待ちしています!

 

 

飯舘村教育委員会様から感謝状を頂きました!

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学生ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

つぼみプロジェクトで活動しております、早稲田大学3年の藤井陽一郎です。

 

この度、飯舘村教育委員会様より感謝状を頂き、

昨日つぼみプロジェクトの母団体であるROJEの理事会にて八巻義徳教育長から感謝状の贈呈が行われました。

 

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(左が陰山英男代表理事、右が八巻教育長です)

 

キャリア教育というテーマで表彰を受けたのは、つぼみプロジェクトが初めてとのことです!

飯舘村教育委員会様からご評価ならびに信頼を頂いていることはとても光栄であると同時に、大きな責任感を感じています。

 

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今後とも関係者のみなさまのご期待に沿えるように、つぼみプロジェクトメンバー一同より一層精進してまいります。

 

本ブログをご覧のみなさまには引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。

 

 


つぼみプロジェクト2015 事前研修会のご報告

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学生ブログをご覧のみなさま

こんばんは!

つぼみプロジェクト広報担当の池田果菜美です。

さて今回は、遅くなりましたが8/1に福島県で行われた事前研修会のご報告をさせていただきます。

 

まず、8/18~8/20の3日間の流れについて説明しました。

子どもたちには難しい話が多い中真剣に聞いてくれていました。

次に、2日目に行う社会科見学で、自分がどの会社を見学したいかの希望調査を行いました。

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その後、2泊3日の宿泊体験学習を行って自分の将来について考えるために、

自分のこれまでの過去について改めて振り返る「自分史」というものを作りました。

自分の名前の由来から始まり、自分は過去にどんなことがあったかをみんな一生懸命考えてくれました。

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最後に、将来の夢や働くとは何なのか?などというアンケートを行いました。

時間があまりない中、アンケートを最後まで答えてくれている子が多く、

子どもたちの考えを知ることが出来る貴重なものとなりました。

 

この事前研修で子供たちが2泊3日でどんなことをしていくのかを理解し、よりスムーズに宿泊体験学習を行えることと思います。

子どもたちにとって有意義な2泊3日になるといいなと思います!

次回は3日間の様子をお伝えしますのでお楽しみに!

 

▶1日目の記事はこちら

▶2日目の記事はこちら

つぼみプロジェクト2015 1日目のご報告

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ROJE学生ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

つぼみプロジェクトの早稲田大学1年の池田果菜美と申します。

つぼみプロジェクトでは今年も8/18~20にかけて福島県飯舘村の小学4~6年生20名を東京に招き、

2泊3日の宿泊体験学習を行いました。

そこで、本ブログ内でつぼみプロジェクト3日間の様子を簡単ではありますがご紹介したいと思います。

 

まず、1日目(8/18)のお楽しみ企画と大学企画の様子をお伝えします。

お昼頃到着した子どもたちとまずは赤門前で集合写真をとりました。

 

プロジェクト記事1

 

そこからグラウンドに移動してお楽しみ企画の始まりです!

初めに「自己紹介ビンゴ」を行いました。

いろいろな人に話しかけ、あらかじめ用意されていたビンゴカードに書いてある「A型の人」「犬か猫なら猫派」などの項目に該当する人を探し、見つけたらその人の名前を書いてもらうというゲームです。

最初は小学生同士でゲームをしている子が多かったですが、次第に自分から大学生に話しかけに行っていました。

自己紹介ビンゴを行い相手のことも少しずつわかってきて、最初は緊張していた様子の小学生も少しずつ緊張がとけていきました。

 

プロジェクト記事2

 

 

次に「人間知恵の輪」を行いました。知恵の輪を人間で行いどの班が一番早くとけるかを競うゲームです。

頭もたくさん使い、声を掛け合いながら協力してといていました。

 

プロジェクト記事3

 

 

 

最後に、リレー大会を行いました。

リレー大会は、スプーンリレーとお絵描きリレーの2つがありました。

お絵描きリレーでは出されたお題を一筆書きでみんなで繋げていきながら、アンカーの人が答えるというものでした。

どんなふうに描けば次の人が描きやすいか、アンカーの人が分かるかを考えながら描いていきました。

 

プロジェクト記事4

 

 

そしてドキドキの得点発表。1班から5班に分かれ熱戦を繰り広げたおたのしみ企画ですが、優勝したのは5班でした。

どの班もみんな接戦でいい試合をしていました!優勝した5班には輝かしいメダルのプレゼントがありました!

 

プロジェクト記事5

 

 

お楽しみ企画が終わったあとは、大学の講義を受けるために中島記念ホールへ移動です。

移動しながら、プチ大学ツアーを行い、大学生たちが子どもたちに校舎の説明やどんなことを学んでいるのかを教えました。

中島記念ホールでは、実際に大学の授業を受けてみようということで、東京大学大学院農学生命科学研究科の西村教授に60分の講義をしていただきました。西村教授は土についての研究をしていらっしゃる方で、授業では実験やクイズなどもあり、子どもたちも積極的に参加していました。

 

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子どもたちには難しい話もあった中、真剣に話を聞いており、クイズでは近くの大学生と一緒に答えを考えたりしていました。

普段の小学校で受ける授業時間よりも長く、小学校では習わないような内容で子どもたちにとっては新鮮で非常に良い経験になったのではないかと思います。

 

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講義が終わったあと、大学生と話す「くじ引きトーク」を行いました。

くじには「将来のこと」「自分のこと」など色々なテーマに沿ったくじがあり、

くじを引いてそのお題に沿ってお話するというものでした。

中にはクイズや心理テストもあり、楽しみながら自分について見直したり、少し先の将来について考えたり、

他の子どもたちや大学生の考え方を聞くことができました。

 

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最後に東京大学にあるハチ公像の前で子どもたちの写真を撮り、泊まる宿へと帰りました。

 

子どもたちは朝早くから福島を出発し、なれない東京の地で大学生と3日間過ごすための最初の1日でしたが、

大学生と小学生の距離はとても縮まったように思いました。

 

プロジェクト記事9

 

▶事前研修の記事はこちら

▶2日目の記事はこちら

つぼみプロジェクト2015 2日目のご報告

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ROJE学生ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

つぼみプロジェクト広報担当を務めております、早稲田大学2年の鈴木雄大です。

今回は、つぼみプロジェクト2日目(8/19)の社会科見学企画&Salesforce(セールスフォース)企画についての様子をお伝えします。

 

社会科見学企画

…事前研修のときに行ったアンケートに基づいて班に分かれ、それぞれ興味のある分野の企業へ職場見学を行いました。

(見学先企業:キューピー株式会社、読売新聞社、鹿島建設、東京労働局、上野動物園)

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…Salesforce Japan(セールスフォースジャパン)、NPO法人CANVAS(キャンバス)との合同企画。Hour of code(アワーオブコード)を使ったプログラミング学習や様々な分野の最新のテクノロジーを学び、生活をより良くする未来の道具を考えるワークショップを行いました。

 

午前中は班に分かれて、社会科見学です。

今年は昨年と同じ読売新聞社も含め、5社の企業へ行きました。

ここではその中の一つ、キューピー株式会社へ見学に行った5班の様子を記したいと思います。

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代表的商品であるキューピーマヨネーズの製造方法や、

社員の皆さんが実際に働いているオフィスを見学しました。

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午後はセールスフォース企画です。

各見学企業先から帰ってきた子どもたちは、Salesforce Japan(セールスフォースジャパン)JPタワーオフィスにて昼食のあと、

株式会社セールスフォース・ドットコム代表取締役会長兼CEOであり、福島県出身でもあります小出 伸一様より

「働くということ」についてのお話をいただき、オフィス見学も行いました。

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その後のHour of Code(アワーオブコード)を使ったプログラミング学習では、

初めて体験する子どももいましたが、みんな夢中になって取り組んでいました。

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休憩をはさんで、未来の道具を考えるワークショップの時間です。

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自分たちの身近に存在するテクノロジーを知り、未来の道具を考えるという作業に苦戦していましたが、

班ごとにユニークな道具を発表してくれました。

 

次回は3日間のまとめや振り返りを行ったスタディーツアー最終日となる3日目についてです。

ご期待ください!

 

▶事前研修の記事はこちら

▶1日目の記事はこちら

つぼみプロジェクト2015 3日目のご報告

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ROJE学生ブログをご覧の皆様、こんにちは!

つぼみプロジェクト広報担当、早稲田大学政治経済学部3年小堀愛実です。

 

今回は、つぼみプロジェクト夏のスタディーツアー2015最終日(8/20)の様子をお伝えします!

最終日の3日目は、青山中学校の大きな教室をお借りし、3日間のまとめを行いました。

 

[子どもたち集合!]

到着

(青山中学校に到着する子どもたち)

 

宿から青山中学校に到着した子どもたちの表情には疲れも見えましたが、

教室でたくさんの大学生に迎えられ、2日目に行った社会科見学の班にわかれて座ると笑顔が見えました。

 

集合写真

(青山中学校での集合写真)

 

班ごとの机に荷物をおいたら、記念撮影。

つぼみプロジェクトにちなみ、全員でつぼみをかたどったポーズをして集合写真を撮りました。

 

[まとめ企画、開始]

3日目のまとめ企画には、2日間を振り返り、整理し、

そして学んだことや感じたことをもとに将来について考えてみるという目標がありました。

 

子どもたちはまず社会科見学で学んだことをまとめ、クイズ形式で発表しました。

「へ〜」という声や笑い声がもれ、自分たちの行っていない見学先について、楽しみながら知ることができたようでした。

 

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(上野動物園に行った班の発表の様子)

 

クイズが終わると、子どもたちはそれぞれの班のテーブルを囲み、2日間の振り返りをはじめました。

2日間で出会った働く大人や仕事について、抱いた感情を思い出したり、自分の興味や好きなことを整理したりしながら、

自分が「なってみたいな」と思う職業を具体的にイメージしていきました。

 

ふせん

(付箋を使って、興味を整理していく)

 

とても難しいテーマでしたが、子どもたちは3日間で仲良くなった大学生と時に雑談を挟みながら、

真剣に自分と向き合って、働くイメージを膨らませていきました。

 

話し

(大学生と話しながら、たくさんの興味を書き出してみる子どもたち)

 

そしてなりたい職業が固まってきたら、

自分がその職業についたときを想像して、ポーズを考えました。

 

お医者さんなら、診察しているポーズ。

作家さんなら、授賞式にでているポーズ。

サッカー選手なら、シュートを決めているポーズ。

みんな思い思いの職業のポーズを考え、実演してみました。

 

野球

(野球選手のポーズをとってみる子どもと大学生)

 

そして、これで3日間すべての企画が終了。

閉会式が始まりました。

閉会式では、子どもたち一人一人が、この3日間の感想を述べてくれました。

 

感想

(一言ずつ感想を発表してくれた子どもたち)

 

1日目は緊張してなかなか話ができなかった子どもたちもいましたが、

3日目には、みんな堂々と感想を発表してくれました。

多くの子どもたちが、大学生と話せて楽しかった、という感想をくれて、

大学生も感無量の閉会式となりました。

 

閉会式が終わると、ついに、子どもたちがバスに乗って福島に帰る時です。

荷物をまとめて、子どもたちは大学生の見送りの中、バスに乗り込みました。

バスの運転手さんが、発車のタイミングをはかり損なってしまうくらいに、

子どもたちはバスに乗り込んでも、窓を開けて大学生と最後のお別れをしていました。

そしてバスが発車しても、見えなくなるまで、手を振ってくれました。

 

バス

(バスに乗り込んでも別れを惜しむ子どもたち)

 

[3日間を終えて]

8月18日から、20日までの二泊三日を通して、子どもたちと大学生の距離はぐっと縮まったのだな、と感じた3日目。

1日目、到着したバスから降りた子どもたちは緊張していたためか、あまり大学生と目を合わせてくれませんでした。

しかし3日目になると、子どもたちのほうから大学生に駆け寄って、話しかけてくれるようになりました。

企画を通して、子どもたちがどんなことを感じ、どんなことを学び、

そしてそれがどんな風に子どもたちの未来につながっていくか、

私たちつぼみのメンバーはそのすべてを知ることはできません。

しかし、つぼみのメンバーみんながきっとこの子どもたちとの3日間を忘れないのと同じように、

子どもたちにも、それがどんな形であれ心に残る3日間になっていることを願うばかりです。

 

しかし、この3日間で終わりではありません!!

 

9月5日(土)には事後研修として、つぼみのメンバーが今度は福島県に行き、この3日間を振り返ってまとめ、

子どもたち自ら保護者の方々の前で発表するというスタディーツアー発表会が控えています。

その様子もお伝えしますので、ぜひご覧頂ければと思います!

 

以上、つぼみプロジェクト夏の東京スタディーツアー2015レポートでした。

発表会に向けて、メンバー一同鋭意準備中です。

次回もぜひ、お楽しみください!

 

▶事前研修の記事はこちら

▶1日目の記事はこちら

▶2日目の記事はこちら

つぼみプロジェクト2015 スタディツアー発表会(事後研修)のご報告

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学生ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

つぼみプロジェクト事後研修班の小曳穂菜美です。

 

今回は9月5日(土)に福島で行われた事後研修についてご報告致します。

事後研修ではスタディツアー発表会として、

2泊3日の体験を通して学んだことを保護者の方、教育委員会の方にご報告して参りました。

当日は3日目に作成したワークシートをもとに大学生と一緒に発表原稿を作成し、

働いている大人をみて感じたことや自分の将来について保護者の方の前で発表しました。

【発表原稿を作る様子】

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子どもたちは緊張しながらも立派に発表し、昨年度に比べ、発表が上手になっているのがわかりました。

【発表の様子】

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また、頑張った子どもたちにつぼみプロジェクトリーダーの中村から表彰状が送られました。

【表彰状と手形】

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その後、大学生と子どもたちで手形アートを作成しました。
【手形アート作成の様子】

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【作成した手形アートで集合写真】

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何色も色が使われていて、とてもきれいに仕上がりました!

 

この企画を持ちまして、つぼみプロジェクト~夏のスタディツアー2015~の全企画が終了しました。

今年は昨年とは違い、事前研修・事後研修など新しい試みもありましたが、

たくさんの新入生と協力し無事終えることができました。

ありがとうございました!

 

▶つぼみプロジェクト2015報告ページはこちら

▶事前研修の記事はこちら

▶1日目の記事はこちら

▶2日目の記事はこちら

▶3日目の記事はこちら

関西教育フォーラム2015 登壇者紹介 隂山英男氏

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ROJEのホームページをご覧の皆様、こんばんは!
広報担当の吉原です。
本日から3回に分けて、関西教育フォーラム2015にご登壇していただく、登壇者を紹介します!
今回紹介するのはなんと!教育再生会議委員・大阪府教育委員長を務めた教育界の大御所の
隂山英男氏です!
*****
【登壇者紹介】隂山英男氏
立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・NPO法人日本教育再興連盟代表理事
【隂山英男氏プロフィール】
1958年生まれ。
岡山大学法学部卒業。
兵庫県朝来町立山口小学校教師時代から、反復学習や規則正しい生活習慣の定着で基礎学力の向上を目指す「陰山メソッド」を確立し脚光を浴びる。
内閣官房教育再生会議委員、文部科学省中央教育審議会委員、大阪府教育委員会教育委員長などを歴任。
主な著書に、『本当の学力をつける本』(文春文庫)、『学力は1年で伸びる! 』(朝日新聞出版)、『隂山英男の徹底反復シリーズ』(小学館)ほか多数。

*****
次回は、同じく当フォーラムにご登壇いただく、若槻健氏をご紹介いたします。
お楽しみに(*^^*)

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フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏

    (立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

      若槻健氏(関西大学文学部准教授)

      西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

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・参加申込はこちらのフォームからお願いいたします

・フォーラムに関するお問い合わせは関西学生事務局(roje.kansai@gmail.com)まで

・関西教育フォーラムの詳細や登壇者の詳しい紹介についてはこちらからご確認いただけます!ぜひご覧ください!

関西教育フォーラム2015 登壇者紹介 若槻健氏

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こんばんは!広報担当の中原です。
今回は、前回の隂山英男氏に続き、関西教育フォーラム2015にご登壇いただく若槻健氏をご紹介します。

【登壇者紹介】若槻健氏
関西大学文学部准教授
【若槻健氏プロフィール】
1971年生まれ。
大阪大学人間科学部卒業。同大学院人間科学研究科博士後期課程修了。
大阪大学助手、甲子園大学専任講師、准教授などを経て、現職。
多文化共生社会の中で求められる市民性を育む学校や授業を、実践面・理論面、両方からのアプローチで研究を進める。
著書に、『未来を切り拓く市民性教育』(関西大学出版部)がある。ほかに、「『つながり』を生む取り組み」志水宏吉編著・茨木市教育委員会編『「一人も見捨てへん」教育 すべての子どもの学力向上に挑む』pp.246-262(東洋館出版社)なども執筆している。

*****

「子どもたちの教育を支えるために私たちにできることは何なのか」。今年度の関西教育フォーラムでは、実際の取り組みを例に挙げながら参加者の皆さまと一緒に、じっくりと考えていきたいと思います。
完全無料、途中入退場も可能ですので、どうぞお気軽にお越しください(^^)

次回は、同じく当フォーラムにご登壇いただく、現職の小学校教員でいらっしゃる西矢大亮氏をご紹介します。お楽しみに!

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フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏

    (立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

      若槻健氏(関西大学文学部准教授)

      西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

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・参加申込はこちらのフォームからお願いいたします

・フォーラムに関するお問い合わせは関西学生事務局(roje.kansai@gmail.com)まで

・関西教育フォーラムの詳細や登壇者の詳しい紹介についてはこちらからご確認いただけます!ぜひご覧ください!


関西教育フォーラム2015 チラシ完成

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こんばんは!広報担当の吉原です。
なんと、関西教育フォーラム2015のチラシが完成しました(≧▽≦)!!!

「学校の今と未来を考える」フォーラムということで、黒板をイメージして作成しました!
関西教育フォーラム2015のFacebookのイベントページにもこちらのチラシのデザインが使われています!
すでに大学等での広報が始まっていますので、見かけられた時は是非手に取ってみてください。

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今、問題視されている教育格差。私たちにできることを考えてみませんか?
参加申込みするなら今!→https://goo.gl/eXPQf9
次回はこの関西教育フォーラムを引っ張ってくれているリーダーをご紹介します。
お楽しみに!

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フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏

    (立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

      若槻健氏(関西大学文学部准教授)

      西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

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・参加申込はこちらのフォームからお願いいたします

・フォーラムに関するお問い合わせは関西学生事務局(roje.kansai@gmail.com)まで

・関西教育フォーラムの詳細や登壇者の詳しい紹介についてはこちらからご確認いただけます!ぜひご覧ください!

【速報(?)】京都市教育委員会から後援をいただきました。

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関西教育フォーラム2015のホームページをご覧の皆様、こんにちは!
広報担当の川越です。
10月ももうすぐ終わりですね。早いものです。

昨日、関西教育フォーラム2015が京都市教育委員会から後援をいただきました!
報告が遅くなってごめんなさい…

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京都府のみならず、京都市もこの「教育格差」の問題に関心があるということですね。

以上、川越からの報告でした。

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フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏

    (立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

      若槻健氏(関西大学文学部准教授)

      西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

    京都市教育委員会

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・参加申込はこちらのフォームからお願いいたします

・フォーラムに関するお問い合わせは関西学生事務局(roje.kansai@gmail.com)まで

・関西教育フォーラムの詳細や登壇者の詳しい紹介についてはこちらからご確認いただけます!ぜひご覧ください!

関西教育フォーラム2015 コラム①イントロダクション

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ROJEホームページをご覧の皆様、こんばんは!
広報担当の森田です。

関西教育フォーラムもいよいよ開催まで一ヶ月を切ってまいりました。そこで、当日来て下さる皆様にとって本フォーラムがより意味あるものになるように、そして読んでみて参加したい!と思ってくださる方が一人でも増えることを願って、本日からコラムの連載をしていきます!アドバイザーとして関わってくださっている伊藤駿さんによる、「教育格差」についての全9回の連載予定です。

それでは、どうぞご覧ください!

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みなさんこんにちは。大阪大学大学院人間科学研究科教育文化学研究室の伊藤駿と申します。もともとは千葉大学に所属しており、関東ROJEで活動をしていました。現在は東日本大震災の復興支援事業「つぼみプロジェクト」で顧問をしながら、この関西教育フォーラムのお手伝いをしています。今回から9回の連載を通じて、「教育格差」について異なる視点から論を展開していこうと思っています。論文ほどかたくない、しかし知見を得られる。そういった文章を心がけて書きますので、ぜひ最後までおつきあいください。そして、ぜひ11月22日に京都大学でお会いしましょう!

 

この連載は以下のようなスケジュールで更新していきます。
①イントロダクション
②機会の平等と結果の平等〜日本の教育格差を巡る議論〜
③「学力」とは何か〜「学力」はテストの点数なのか〜
④学力への影響因〜社会関係資本と文化資本、経済資本〜
⑤再生産論
⑥格差を乗り越える学校〜効果のある学校と力のある学校〜
⑦一人も見捨てない教育〜「原学級方式」、「同和教育」をめぐって〜
⑧力のある学校とインクルージョン〜すべての子供を包摂する学校〜
⑨海外の格差是正政策〜イギリスのシュアスタートという政策〜

 

テーマなどは仮定ですので変更する可能性があります。また、伊藤自身が10月末から11月中旬までヨーロッパへ調査にいきますので、海外の学校の事例なども折を見て紹介していきたいと思います。

今回はあと2つお話したいことがあります。本連載での「格差」の定義。そして“education for all”という理念についてです。
まず「格差」について考えてみたいと思います。例えば、個人間で「偏差値」に差があるのは「格差」でしょうか(おそらくきちんと統計とかをやられている方に言わせれば差のない「偏差値」なんてないと言われそうですが)。また、学校間で偏差値に差があるのは「格差」でしょうか。身長差や視力の差。見渡してみれば、個人同士の差異はいくらでもあるように思います。では、今回の関西教育フォーラムのテーマである「教育格差」は取るに足らないことなのでしょうか。答えはNoです。現に教育格差、学力格差に向き合うNPOやそれらを題する著作も多く存在しています。ではこれらで問題にされている「格差」とは何か。それはそれらの差が結果として、本人や家族がその差異によって不利を被る可能性を持つものを指しているのです。そこで本連載では「格差」を「その差によって、結果的に本人ないし家族が不利を被る可能性が大きい差」と定義します。

 

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2点目に移ります。“education for all”はUNESCOが2000年から15年後を見通して設定した、教育を取り巻く世界的な目標です。簡単に言えば、すべての子どもに質の高い教育を届ける、という目標です。特に識字率の向上や、男女による教育機会の解消など、日本ではほとんど当たり前となっていることですが、それを世界的に目指そうという動きがあります。日本に限って言えば、「質の高い教育」をすべての子どもに届けることにはほとんど成功しているといえるでしょう。その結果が義務教育となっているわけです。もちろんここにも多くの問題が付随していることは承知の上です。例えば、学校に行けない子どもの存在、学校内での問題行動、いじめなど、本当に「質の高い」教育が届けられているのかという議論はつきません。しかし、それまでを扱うと紙幅が足りませんのでここでは割愛します。ここではこの“education for all”という考え方からもう一歩さらに先を見なければならないのではという疑問を呈したいのです。詳しくは次稿で扱いますので、ここでは、2015年までの世界的な教育の流れとして“education for all”という共通見解があったことを知っておいていただければと思います。

 

イントロダクションということで少し長くなりましたが、今回はここまでとしたいと思います。特に2点目は中途半端に終わっていますが、しっかり次稿で回収しますので、ご安心ください(笑)。

 

参考文献
UNESCO “Education for All Movement”

(オンライン:http://www.unesco.org/new/en/education/themes/leading-the-international-agenda/education-for-all/)(平成27年10月 30日最終アクセス)

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コラム第一弾、いかがでしたでしょうか?読み応えのある内容で、私も今後の連載が楽しみになってきました!

次回は11月3日(火)に更新予定です。お楽しみに!

 

フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏

    (立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

      若槻健氏(関西大学文学部准教授)

      西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

    京都市教育委員会

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関西教育フォーラム2015 コラム②機会の平等と結果の平等〜日本の教育格差を巡る議論〜

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 みなさんこんにちは。伊藤駿です。どうでもいいですが、関東よりも関西の方が伊藤という苗字をよく目にする気がします。
 さて、今回のコラムは「機会の平等と結果の平等」について考えていきたいと思います。前回中途半端になっているeducation for allについても触れていきます。

 いきなりですが、日本の教育は平等でしょうか。カミングスという人が1981年に書いた『ニッポンの学校』には日本の学校教育の平等性について割と肯定的に描かれています。考えてみれば、ほとんどの子どもが6才から15才まで同じような教育を無償で(もちろん一部の費用負担はありますが)受けられるというのは「平等」に与えられているように思います。

 しかし皆さんがご存知の通り、その教育が全員に効果的であり、同じような結果をもたらすことはありません。特に高校受験の段階でそれは可視化されていきます。いわゆる優秀な学校に行ける生徒とそうでない生徒がおのずと発生し、またその高校の大学進学実績をみればその先の未来はある程度見えてきてしまうものです。では、一体なぜそのような差が発生するのでしょうか。

 志水(2009)の調査結果をはじめ、教育社会学の領域においては、学校がどれほどしんどい家庭や子どもを抱えているか、という「学校背景」が大きくその学校の平均点すなわち学力に影響を与える、という結果が示されています。言い換えるならば、子どもたちの学力はある程度生まれてくる環境によって決まっている、という平等性のかけらもないような知見があるのです。

 education for allの考え方は、確かに大切なものです。特に発展途上国の子どもたちの識字率向上や教育機会の提供などに寄与していることは間違いありません。日本が抱えている課題は言ってしまえば贅沢な悩みかもしれません。しかし、困っている子どもがいればそのために何ができるのかを考えていく必要があるのではないでしょうか。

 日本の小学校は、子どもが6才の時点である程度の日本語をしゃべることができて、おそらくひらがな程度であれば書けることを前提としています。しかし、それだって必ずしも全ての子どもがそうであるとは限りません。少なくとも筆者は外国にルーツを持つ子どもで、入学時に日本語サポートが必要な子どもを見てきましたし、どれだけ就学前教育にお金をかけられるかは、その家庭によるでしょう。

 つまり機会が平等なように見えて、実はその前提に立てない子どもはより置いていかれるシステムが今の教育システムだとも考えられるのです。もちろん、日本語教室をはじめ、そういった問題へのアプローチは徐々になされています。しかし、昨今話題にのぼる「子どもの貧困」など、家庭背景が想像以上にしんどい子どもが多くいます。

 本当の意味でのeducation for allは、そういった多様な背景を子どもが持っていながらも、きちんと学業達成が可能になるような教育システムを目指すことなのではないでしょうか。機会の平等が本当に平等と言えるのか。今一度見直してみる必要があるように思います。今回の関西教育フォーラムは特に「結果の平等」つまり学力達成に注目して論を展開します。

 それぞれが複雑な背景を持ちながらもしっかりとした学力達成をするためには何が必要なのか。ぜひ一緒に考えていきましょう。次回は、「学力」とは何かというお話をします。全国学力テストは本当に学力を測っているのか?ぜひまたお会いしましょう。

参考文献
カミングス(著)・友田泰正(翻訳) 1981 『ニッポンの学校』 サイマル出版会
志水宏吉 2009 『「力のある学校」の探求』 大阪大学出版会

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フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏(立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・

     NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

     若槻健氏(関西大学文学部准教授)

■特別ゲスト:西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

    京都市教育委員会

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関西教育フォーラム2015 郡山小学校の紹介【学力を支える学校の取り組み!】

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ホームページをご覧の皆さまこんばんは!広報担当の橋爪です。
今回はパネルディスカッションに特別ゲストとしてご参加くださる、西矢大亮氏のお勤め先である郡山小学校について紹介します。

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郡山小学校は昭和46年10月1日に開校し、2015年現在の児童数は207人。
郡山小学校は長年全国学力調査の結果が全国平均を下回っていたが、2013年には全国平均を超えた。きっかけは「チーム郡山」としての取り組みだ。2008年、新たな校長先生が着任されたことを発端に、教職員総掛かりの「チーム郡山」として子どもたちの学力を下支えするべく様々な取り組みを開始。
例として、子どもの生活習慣をチェックする「生活振り返り週間」の回数を増やす取り組みや、放課後、子どもたちが教師に質問しながら宿題に取り組める「学びルーム」の開設など。
また、地域の方々とも連携し、料理やテニスなど月1回の土曜講座を開設した。
「チーム郡山」として教職員の新しい取り組みや地域との連携が行われたことによって、2013年には全国学力調査の成績が全国平均を超えることに成功。
現在も子どもたちの学力を向上させるべく、学校や地域が一体となって取り組んでいる。
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フォーラムでは、このような多様な取り組みをしている郡山小学校にお勤めの西矢先生から、より詳しい実践を聞くことが出来ます!
そのうえで、立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校校長顧問、NPO法人日本教育再興連盟代表理事の陰山英男氏、関西大学准教授の若槻健氏、京大生を交えて、教育格差の解消のために出来ること・学校のために出来ることを議論していただきます!
どなたでも無料で参加できる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください!
参加申込はこちら

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フォーラム概要

■テーマ:「教育格差」

■開催日時:2015年11月22日(日) 14:00~16:30(途中入退場可)

■場所:京都大学吉田キャンパス法経本館第七教室

■入場料:無料

■主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

■登壇者:隂山英男氏(立命館大学教育開発推進機構教授・立命館小学校校長顧問・

     NPO法人日本教育再興連盟代表理事)

     若槻健氏(関西大学文学部准教授)

■特別ゲスト:西矢大亮先生(茨木市立郡山小学校)

■後援:京都府教育委員会

    京都市教育委員会

    文部科学省

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・参加申込はこちらのフォームからお願いいたします。

・フォーラムに関するお問い合わせは関西学生事務局(roje.kansai@gmail.com)まで!

・関西教育フォーラムの詳細や登壇者の詳しい紹介についてはこちらからご確認いただけます!ぜひご覧ください!

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