ROJE学生ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
復興支援事業「つぼみプロジェクト」のリーダーを務めています、早稲田大学3年の中村優希です。
今回はつぼみプロジェクトってどんなプロジェクトなのか?ということをお話しさせていただきます。
まず、わたしたちつぼみプロジェクトでは
「福島県飯舘村の子どもたちを飯舘村、ひいては日本の未来を担う人材に育成する」
ことを目指して活動しています。
この文章だけ見ると、疑問がたくさん湧いてくるのではないでしょうか?
そんな疑問を解消するために、ここからはQ&A形式でつぼみプロジェクトの紹介をしていきます!
Q.どうして飯舘村の子どもたちなの?
福島県飯舘村は東日本大震災後に、原発事故の影響で全村避難が強いられました。
また、就業率が低下し、お子さまをもつ多くの保護者の方々が働きたくても働けない状態にあります。
子どもたちにとって一番身近な大人である両親の「働く」姿が見られないことは、どのような意味を持つでしょうか。
私たちは、子どもたちが将来に対してのイメージを持ちづらくなってしまうのではないか、という問題意識を抱きました。
(飯舘村の小学生は今も尚、仮設の小学校に通っています)
Q.つぼみプロジェクトは何をしてるの?
福島県飯舘村の小中学生を対象に、「はたらくこと」に憧れを抱き、将来の夢を見つける、そして叶えるためのサポートを継続的に行っています。
<具体的な活動>
①2泊3日のスタディツアー(年1回)
夏休みを利用して飯舘村の子どもたちを東京に招待し、東京大学の見学や社会科見学(昨年はGoogleやJAL、東京メトロなど)を行います。
②ワークショップ(年2回ほど)
大学生が福島県を訪れて、子どもたちと一緒に楽しみながら「働くこと」や「職業」について考えます。
(こちらはスタディツアーやワークショップの様子です)
Q.つぼみプロジェクトの運営メンバーは何をしてるの?
現在、10名程度(男女比1:1)で活動しています。
毎週日曜日10時~12時に定期ミーティングをしています。
このミーティングで、
・次のイベントの企画をどのようなものにするか?
・活動資金をどのように調達していくか?
・交通は?物品は?人員配置は?…
など、毎回メンバー皆で頭を悩ませながら話し合いをしています。
ミーティングの後にはご飯に行ったり、まったり飲み会をすることも!
Q.メンバーの声を聞かせてください!
つぼみプロジェクトは、子どもたちに会う機会が数ヶ月に一回しかありません。
でも数ヶ月ぶりに会った子どもたちは、以前よりワークシートに取り組む集中力が上がっていたり、身体が大きくなっていたり…。距離が遠くてなかなか会えないからこそ、感じる成長がたくさんあります。
そんな子どもたちから「また来てね」という言葉をもらうと、「絶対にまた企画しよう」と自然と思えます。
どうしたら子どもたちが楽しんでくれるかな?
どうしたら子どもたちが飽きずに取り組めるかな?
そんなことを考えながら企画をつくるとき、とてもわくわくします。
また、活動資金や様々な資料などに取り組んでいるときには、自分やメンバーの成長を感じます。
こんなにもやりがいのあるものって他にはなかなかないなと思っています。
「復興支援に興味がある!」
「キャリア教育に興味がある!」
「社会人と関わりたい!」
「活動資金の調達に興味がある!」
少しでも当てはまった方は、まずはつぼみプロジェクトのミーティングにお越し下さい。
きっと、かけがえのない大学生活を手に入れることができますよ。
私たちと一緒に活動してくれる方を、メンバー一同楽しみにお待ちしています!!